今回は 消化管に住む寄生虫のお話です。

↑の写真は 猫ちゃんの糞便検査で マンソン裂頭条虫と つぼ型吸虫の虫卵のコラボです。
顕微鏡の一視野の中に 2種類の虫卵が あることが 珍しいので
紹介します。
マンソン裂頭条虫は感染に 2種の中間宿主を要します。ひとつはケンミジンコ
ケンミジンコを捕食したカエル 蛇 鳥類 狐 狸 テン イタチ 猫 ハイエナ 豚 イノシシ ネズミ 狼 サル ハリネズミ まれに 人などがあります。(家畜寄生虫学より抜粋)
マンソン裂頭条虫は これらを捕食した、肉食獣の小腸に寄生します。
つぼ型吸虫は 魚 貝 あり 蟹 等が 感染経路で 鳥類 豚 猫 犬 牛
まれに人 等が 感染します。
吸虫類の中には 肺吸虫と呼ばれる 主に肺に寄生する寄生虫がいますが
川魚の刺身 から人が感染することもあります。
この猫ちゃんは 長い間 下痢をしていたようで 今回 糞便検査で
原因がわかり 駆虫いたしましたところ 元気になり 一度も下痢を
していないそうです。
良かったですね。
