癒着と申しますと 色々な事が 頭に浮かんできますが。。。
今回は 内臓の癒着についての お話です。
世の中には 捨て猫ちゃんを保護して下さったり
飼い主様の いなくなりました わんちゃんを 家族として
お迎え下さるなど 心が暖かくなる事もあります。
この飼い主様は ブリーダーさんから もう繁殖に使わないわんちゃんを ご家族として お迎え下さいました。
避妊手術を受けさせたい とのご希望でした。
体重が 2.35キログラム と 小さい子で 繁殖に使われていましたが
帝王切開を 3回受けておりました。
帝王切開を受けてまで 子犬を出産したのは 大変な事でしたでしょう。😭😭
手術を受けますと どんな名獣医師が 執刀しても どこかに
癒着は あるはずです。
体も小さく 麻酔も 大変でしょうし 3回も 帝王切開術を受けているとなると 癒着が あるでしょうから 手術の前日は よく眠れませんでした。
お腹を開けてみましたら やはり

沢山の癒着が みられました。
癒着を はがしながら なんとか 避妊手術を 終える事ができました。

縫合も 抜糸の必要がないよう 縫いました。
無事に 終わり 良かったです。
