猫の避妊手術

今回は 妊娠した猫ちゃんの避妊手術のお話です。

今回の猫ちゃんは オーナー様のお話だと 手術日の1ヶ月前に外に出て そこからお腹が大きくなっていったとの事でした。

猫ちゃんの妊娠期間は約63日です。

おそらく今回、お腹の中にいた 猫ちゃんは 出産まで半分くらい成長しておりました。

胎盤は お母さんの猫ちゃんの子宮の中に形成され 赤ちゃんのベットの

ような役割をします。

また 臍帯は お母さん猫の栄養を 子猫に運ぶ役割をしています。

お母さん猫の栄養は 血液を介して 子猫に運ばれているのです。

そのため お母さん猫の病気は 血液を介し 子猫に感染をしてしまいます。

写真は とても 気分の良いものではありませんが

妊娠子宮の様子がよくわかり 母猫から 病気の感染の様子が 理解できると

思います。 

病気の予防である ワクチンや 寄生虫の駆除等の大切さが わかります。

最後お腹を縫う際は 抜糸が必要ないように縫っております。

猫ちゃんは1回の出産で、3~8頭の子猫を出産します。

子猫を望まないのであれば 避妊手術は必要です。

PAGE TOP