今回は、過去に交通事故に遭って後ろ足が

不自由な猫ちゃんの去勢手術のお話です。

普通の猫ちゃんとはやはり違いますので、足の固定に

気を付けて手術しました。

また、痙攣が

起こったこともあり、交通事故の後遺症のための　神経の異常を考慮し

今回は点滴をしながらの

手術となりました。

気管チューブを入れ、肺に直接酸素と麻酔薬が届くように

して、手術をおこないます。

↑の写真をご覧いただくと分かるように、糸でしっかり縛り

摘出した時に出血がないようにします。

何事もなく　無事に手術が終わり　本当に良かったです。

また　睾丸がありますと　外に出たがり　事故にあいやすくなりますから。

去勢手術は　猫ちゃんの安全を確保するためにも　役に立ちます。

そして、猫ちゃんの去勢手術は、会陰ヘルニア　前立腺肥大

の予防になります。

また、マーキングするのが少なくなります。

ですが、去勢手術をしますとホルモンの関係で

太りやすくなります。

手術後は、体重管理をお願い致します。

避妊、去勢手術を考えている飼い主様がいらっしゃいましたら

お気軽にお問い合わせください。