どんなに 健康なわんちゃんでも 歳をとると 体のどこかが
悪くなってくるものです。 どこか衰えてこなければ
永遠に生きていくことができます。
人も同じですね。
今回は 高齢のわんちゃんで 背骨 肝臓 皮膚が 衰えはじめた
わんちゃんのトリミングのお話です。
いつも当院をご利用頂いております テッド君は
アレルギー体質でしたが ここ最近 歩き方がおかしいとのことで
画像診断をいたしましたところ 背骨の変形が 確認されました。
テッド君、高齢ですので オーナー様が、なるべく手術での外科的侵襲を避けたいとのことでしたので レイザーで治療をいたしました。
少しづつ 歩き方が良くなってきましたが
トリミングといえば 長い時間 立っていたり 手や足を上げた姿勢をとらないと
いけなかったりと 整形の疾患をかかえておりますと 大変です。
あと少し良くなってから・・・と思いましたが
持病のアレルギーの症状が 出てきましたので 清水の舞台から飛び降りる
つもりで トリミングを致しました。
お受けいたしました仕事は 内科でも外科でも トリミングでも
とにかく 最後まで無事に終わらせて オーナー様のもとへお帰ししなくてはなりません。



今回は 難しいカットではなく お家でのお手入れが 簡単にでき
手足が すべることなく 安全に歩行ができるように。
お食事や飲水で お口の回りが 汚れにくく。。。
トリミングにかかる時間も なるべく短く 無理な姿勢を
とらせる時間も短く。
そんなことを考えて トリミングをしました。
背線部分に できてきた脂漏性皮膚炎には 適格な薬浴をし
前回 外耳炎を起こしていた耳は 耳鏡で鼓膜を確認し 炎症の程度を
確認してから 洗浄をしました。
トリミング中もなるべく 休憩がとれるように ドライの仕方も工夫しました。
なんとか無事に終わりましたが 。。。なんとなく 足の運びが スムーズでないようでしたので お帰りの前に レイザーをかけました。
歳を重ねて 持病があったとしても 最後まで自分で ご飯を食べて
排泄も自分でできて 自分の足で歩いて 好きなところに行きたい
オーナー様のそばに行きたい。。。
と思うのは 人間も動物も 同じなのではないでしょうか?
今回 トリミングを行ったことで テッド君の日々の生活が
より快適になることを 心から願っています。
共に暮らす動物が 快適であることは
オーナー様の 快適にもつながりますし
また オーナー様の幸せな暮らしは 共に暮らす動物の幸せなのだと
思います。
