蝶々の誕生

動物病院の前のプランターに パンジーを 植えました。

定期的に 当院に お出でになられます オーナー様は 

お気づきでしたと思いますが、

ゴールデンウィークを過ぎたあたりから

パンジーに たくさんの 幼虫が つき

みるみる パンジーを 幼虫の栄養にし どんどん育っていきました。

肥料もあげ てしおにかけた パンジーを 幼虫が 食べてしまい

かなしいかぎりではありましたが。

どうやら 毒のない 幼虫のようでしたので 

これはもう 仕方ない。。。。。と あきらめ 沢山お食べ。。。。

と思っておりました。

せっかくですので 幼虫観察を 致しました。

 

どうやら 産みの親は クロヒョウモンチョウという お名前らしい。。。

クロヒョウモンチョウ 本来ですと 西日本が 繁殖地のようですが

最近の温暖化の影響で 関東地方でも 見られるようになったとの事でした。

群馬県まで あと 一歩の 羽生に 暖かい地方の蝶が みられるとは

やはり 最近は、暑いのですね。。。

そして 驚きましたことには 

蛹で 冬を越すのだとばかり思っておりましたら

数日後には 蛹が羽化をし 綺麗な蝶々が 飛び立ったではありませんか?

小学生の頃 

卵 幼虫 蛹 成虫 の順で 成長する虫は 完全変態 で 蛹で 越冬をする

と 教えて頂いたのに。。。。なんという 蝶なのだろうか。。。。

と 、調べましたら

クロヒョウモンチョウは 1年のうち 何回も 蛹から羽化をする

という事が わかりました。

診察中に 病院の窓の外を ひらひらと飛び立っている クロヒョウモンチョウを 横目で見る度

お幸せに。。。。と願いました。

この クロヒョウモンチョウの写真は 動物病院生れの蝶という事で

蝶腸と 蝶の文字を 腸に 変えさせて もらいました。😭😭

パンジーの事を思い出すと とても悲しくなりますが

身近で見る プチ食物連鎖と思えば あきらめもつきました。

クロヒョウモンチョウを育てるために すっかり枯れてしまいましたパンジーの

後に 暑さに強いと言われる?百日草を 植えました。

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