猫の去勢手術&毛玉取り

今回は スコッティシュフォルドのミックス猫ちゃんの

お話です。

スコティッシュフォールドは 耳の軟骨が 萎縮して生まれ

丸いお耳が特徴です。

スコティッシュフォールドは 丸いお耳の猫ちゃん同士を

交配させると 50%の確率で 丸いお耳の猫ちゃんが生まれます。

さて この軟骨の萎縮は お耳だけでなく 手や足の軟骨も

年齢を重ねますと起こります。

そのため 手や足が変形し始めますと 歩き辛くなり

オーナー様が ご心配なさいまして ご来院なさることが 多いようです。

今回 きょもちゃんとの出会いは

萎縮し始めた手や足の爪が 猫ちゃん自身では研ぐことができず

伸びすぎて パットにささり ご来院なさいましたのが 始まりです。

そんなきょもちゃん 今回は 去勢手術と 体にできた 毛玉を取りに

おいでになりました。

長毛種(毛の長い種類)の猫ちゃんやわんちゃんは ブラッシングを

お休みしておられますと 毛が絡まり 毛玉になります。

↑の写真は 毛が絡まり合い大きな毛玉のお団子のようになり

勿論 毛は地肌から 生えていますので 地肌にくっついているかのごとく

なっていますね。

このようになりますと 毛玉を取るのに地肌を傷つけないように致しますのに

全神経を 集中していませんと 上手くはいきません。

今回は 去勢といっしょに トリミングもなさって頂きましたが

麻酔時間の短縮のため できる限り麻酔をせず

スタッフが できる限りのテクニックを駆使し 保定を致しまして

大まかな毛玉を取り ブラッシングを致しましてからの

処置と手術となりました。

去勢手術の様子です。

去勢の手術には 麻酔が必要ですので 麻酔をかけたまま

無麻酔では 取りきれませんでした 毛玉をとり 全身を すっきりと

カット致しました。

今回は 去勢手術を致しましてからカットしましたので

シャンプーはできませんでしたが 毛玉もとれ さっぱりとしたのなら

幸いです。

きょもちゃん 元気に過ごして下さいね。

そして また 爪切りにおいで下さい。

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